結果にフォーカスする
ビジネスパーソンのための
コーチングセッション
コーチングとは何か
・コーチングとは、個人と組織がさらに急速に成長して、満足のいく結果をさらに作り出す助けとなる、インタラクティブな過程です。コーチングの結果、クライアントはより良いゴールを設定し、より行動的となり、より良い判断を下し、本来持っている長所やスキルを十分に活用することが可能です。
・専属コーチとのセッションにより、最も欲しい結果(ゴール)を明確にし、自分一人では行くことができないであろう速さで、ゴールに向かうことができます。さらに、そのために必要な、困難に対する新しい視点、決断力の向上、自信の向上などを得ることができます。
〜コーチングの代表的定義〜
・個人の仕事や生活の中での目標達成と能力強化を促進する、認知、感情、行動の持続的変化
・他者の脳力、学習、成長を促進する技術
・自己を成長させ、より有能な人物になるために必要な手段、知識、機会を身に付けさせること
・個人の潜在能力を解放し、能力を最大限に高めること
・学ぶことを支援するものであり、指導されるものではない
・生活の中で重要な変化を遂げるための強力な関係
コーチングの現状
コーチングに関する調査によると、
・ヨーロッパの企業の88%、イギリスの企業の95%がコーチングを利用している
・フォーチュン誌が選んだ全米上位500社の40%がコーチングを利用しており、
これらの企業の95%が過去5年でコーチングの利用人数が増えたと回答
・調査対象となった組織の99%が、コーチングは具体的なメリットを個人と組織にもたらすことができると回答
コーチングで何を行うか
・現状確認、現状把握
・ゴールの具体化、明確化
・課題を明確にする
・新しい行動をする・選択肢を作る
・必要なリソースの明確化と獲得
・ゴールへの道筋(行動計画・ロードマップ)を作る
コーチングと他のアプローチ法との違い
コンサルタントやセラピー、メンタリングとコーチングの違いは、
「コーチは答えを持っていない」ことです。クライアントが必要としている資質は全てその人の中にあり、資質を発見する能力もまた、クライアント自身の中にあるという前提に基いて、クライアントが状況に応じて自ら考え、行動した実感から学ぶことを支援し、スキルや可能性が最大化されるようサポートします。
・コーチ
[専門家が質問を行う × クライアントが経験的知識を持つ]
・コンサルタント
[専門家が答えを与える × 専門家が経験的知識を持つ]
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・コーチ
[専門家が質問を行う × クライアントが経験的知識を持つ]
・セラピスト
[専門家が質問を行う × 専門家が経験的知識を持つ]
実際に行うプロセス
コーチングセッションでは、以下を可能にするための考え方・スキル・方法を学んでいきます
1. 効果的なゴール設定
2. 目的・価値観の明確化
3. 現状把握と事実の確認
4. 課題の発見・具体化・掘り起こし
5. 優先順位づけ、成果につながる選択と決断
6. ゴール達成への道筋(行動計画・ロードマップ)を描く
7. 新しい行動、行動の選択肢をつくる
8. 能力の開発、向上
9. 成果を妨げるマイナスパターン・要因の解消
10.必要なリソースを明確にする
同意していただきたいこと
クライアントが行動するということ、クライアントが責任を負うということ
コーチングはアドバイスをしたり、問題解決をするものではありません。さまざまな質問を含めたセッションの中から、クライアントが自分の内側に答えを見つけていくようコーチがサポートしていきます。コーチングの前提は「答えは必ずあなたの中にある」ということです。コーチはクライアントが望む結果を少しでも早く手に入れるために全力で関わっていきますが、最終的に結果を手に入れるかどうかは、クライアントの行動とコミットメントに関わっています。
そのために、クライアントとコーチは「信頼関係」「協働関係」を築くことが大きな鍵となります。
具体的には以下のようなものです。
・お互いの間に、尊重・共感・つながりがあり、調和の取れたコミュニケーションが取れる関係性
・同じゴールに向け、共に歩み、協力し合う関係性
継続的なセッションが効果的な理由
1回ごとのセッションもちろん可能ですが、初めての方は、継続的なコーチングをお勧めしています。それは、本当に欲しい結果(ゴール)に向けて、変化を起こすには最低3ヶ月のコミットメントが有効だと考えるからです。コーチングは1回限りのイベントではなく、一連の過程です。短期間に自分の中に大きな変化を生み出す人も大勢いますが、その変化に磨きをかけ、維持していくためには数ヶ月かかることが一般的です。
(参考文献)
『コーチングのすべて』(ジョセフ・オコナー/アンドレア・ラゲス著、英治出版)
『コーチングバイブル』(ヘンリー・キムジーハウス/キャレン・キムジーハウス/フィル・サンダール著、東洋経済出版社)
『コーチング入門』(本間正人/松瀬理保著、日本経済新聞出版社)
『メンタルトレーニング』(高妻容一著、ベースボール・マガジン社)
『コーピングの教科書』(田中ウルヴェ京著、インデックスコミュニケーションズ)
『なぜ人と組織は変われないのか』(ロバート・キーガン著、栄治出版)
『コーチングの基本』(コーチ・エイ著、日本実業出版社)
『POWERFUL QUESTIONS AND TECHNIQUES FOR COACHES AND THERAPISTS』(ティム・ハルボム/クリス・ハルボム著)
『NLPコーチング』(ロバート・ディルツ著、VOICE)
(参考Webサイト)
International Coaching Federation(https://coachfederation.org/)
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